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ダイスターグ卿の邸宅
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The Short Story ~The Agent 第3話~
2007/02/22 (木) 06:41:13 テーマ:FrontMissionOnline - ジャンル:オンラインゲーム
このショートストーリーフロントミッションオンラインを題材にしたフィクションです。

1月3日 8:00 ハフマン島 バリンデン国際空港

私は旅客機でO.C.U.日本へと旅立った。
機内であらためてこれまでの経緯を思い出していた。
あれは確か、第2次ハフマン紛争が始まってすぐのことだ。
当時私はCISUにて分析部門に勤めていたが、ある日突然呼び出された。

第2次ハフマン紛争勃発から数日後 10:00 O.C.U.オーストラリア CISU本部の一室

「入ります。」
部屋に入ると、私をCISUに採用した上司が待っていた。
私を採用した当時は軍情報部からCISUに出向していたのである。
「やぁディック、久しぶりだな。」
「お久しぶりです大佐殿、軍情報部に戻ったんじゃないんですか?」
「とっくに戻って准将になっとる、今日は軍情報部の任務を頼みたくてな。」
「これは失礼しました准将閣下、任務って、軍情報部からCISUのメンバーにですか?」
「私から君にだよ。」
「軍の情報部員や特殊部隊員にできない仕事なんですか?」
「君にしか頼めない仕事だ。」
「一体、何なんです?」
「任地はハフマン島だ、君の最初の任地に再び戻ってもらおうという訳だよ。」
「ちょっと待ってください、今あそこは本物の戦争中でしょう、それこそ軍人が行くべき任務じゃないんですか?」
「そう、軍人が行くべき任務だ、君はWanzerパイロットとしてハフマン島に配属される。」
「?!」
私は訳が分からなかった。
たしかにWanzerの操縦資格は持ってはいるし、工作任務に使ったこともある。
しかし、正規軍での戦闘など全くの未経験だ。
「今は詳しいことは話せん、しかし、私を信じて引き受けてほしいのだ。」
信じて、ね、、、。
この大佐、いや准将の台詞としては意外だった。
ただ、准将が信頼に値する人物だということは私も知っていた。
部下を切り捨てることだけはまずしない人である。
「、、、任務は何です? まさか敵軍の要人の暗殺ですか?」
「ある人物の調査だ、名はグーリー・B・オルソン大佐、現在はハフマン島O.C.U.陸防軍機動師団司令部付。」
「調査だけなら、軍の法務監察局にでも頼めば、、、。」
「身元調査じゃない、ハフマン島で彼が何をしているか、いや、ハフマン島で何が行われているかの調査だ。」
「???」
私は何がなんだか分からなかった。
「何か、話が随分大きいようですが。」
「今は言えんのだ、詳しいことはハフマン島に着いてからシルバーに聞け。」
シルバーとは、ハフマン島駐在のCISU要員だ。
かつてのハフマン危機の頃は私の担当官でもあった。
第1次ハフマン紛争の頃から駐在している大ベテランだ。
「身分証明書類とオルソン大佐の資料はここに用意してある、早速明日にでも行ってくれ。」
「将校でもないと、すぐに近づくのは無理だと思いますが。」
「いや、彼は正規軍をプライドばかり高くて役に立たんと決め付けてるからな、むしろたたき上げの方が近づけるチャンスは高い。」
「私は歴戦の兵士でもありませんが。」
「とにかく行ってくれ、君しか頼れんのだ。」
雲を掴むような話とはこういうことを言うのだろうか。
しかし宮仕えの身、命令には従わねばならない。
「、、、わかりました。」
私はオルソン大佐の資料を暗記した後、身分証明書類を持ってオフィスへと戻った。
ちなみにこの身分証明書類は今回の活動用であり、本物の書類ではない。

第2次ハフマン紛争勃発から数日後 11:00 O.C.U.オーストラリア CISU本部 分析部門オフィス

オフィスに入ろうとすると、分析部の上司がいきなり荷物を抱えてやってきた。
「はいこれ、君の私物だ、持って帰ってくれ。」
「いきなりお払い箱ですか?!」
「私とて何がなんだか分からん、しかし上の命令なんだ、君にも何も聞くな、ただ手続きの類はしておくから心配するな、とだけ伝えろとさ。」
「、、、感謝します、お世話になりました。」
「何の任務か知らんが、気をつけてな。」
随分強引なやり口だと思いつつ、私は自宅へと戻った。

第2次ハフマン紛争勃発から数日後 13:00 O.C.U.オーストラリア 私の自宅

自宅へ戻ってから、身分証明書類を一通り参照したが、前回ハフマン危機の際に使ったものと同じものである。
書類の中に指令書も入っていた。
まずハフマン島のシルバーに会わなければならないらしい。
報告の方法等も書いてある。
私はあらためて身分証明書類を何度も見返した。

翌日私はキャンベラを発ち、ハフマン島へと向かった。

~つづく~
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