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ダイスターグ卿の邸宅
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The Short Story ~The Agent 第4話~
2007/02/23 (金) 22:22:31 テーマ:FrontMissionOnline - ジャンル:オンラインゲーム
このショートストーリーフロントミッションオンラインを題材にしたフィクションです。

第2次ハフマン紛争勃発から数日後 ハフマン島行きの指令を受けた翌日 14:30 ハフマン島 バリンデン国際空港

私はバリンデン国際空港に降り立った。
約1年ぶりのハフマン島、任務とはいえ、懐かしいものである。
特にこのバリンデンは海岸が美しい。
朝の散歩など最高である。
っと、感傷的になるのは私の甘さか、それとも年なのか。
まずはバリンデンのシルバーのところに行かねば。

第2次ハフマン紛争勃発から数日後 ハフマン島行きの指令を受けた翌日 15:00 ハフマン島 バリンデン 仕立て屋「エリムの店」

私は仕立て屋「エリムの店」の前にいる。
ここはハフマン島に入植が始まった当時からある店だ。
O.C.U.高等弁務官府御用達でもある。
私は店に入って、懐かしい顔に出会った。
「おやじさん、お久しぶりです。」
「ベオルブさん! いつ帰ったんだね!」
シルバーの旦那にしてこの店の主人である。
このおやじさんはCISUとは何の関係も無い。
無論、シルバーの職業は知っているが、それにかかわることは全くと言っていいほど無い。
ハフマン危機の頃はこちらもおやじさんを巻き込まないように気を使ったものである。

「今日ですよ、おふくろさんは?」
「今高等弁務官府に注文の品を納めに行ってるよ、もうしばらくしたら戻ると思うんだがね。」
「そうですか、お元気ですかね?」
「元気だとも、ささ、奥へ入って茶でも飲んでてくれ。」
「それじゃ、お言葉に甘えて。」
私は店の奥へと入った。
そして作業場の扉の前に立った。
扉の指紋センサーに指を当てると、扉が開いた。
作業場に入ると、角に古いレジスターがある。
一見壊れてるように見えるそのレジスターのキーの番号を指令書の記載通りに押す。
、、、何も起こらない。
しかし、その後壁のある場所を押すと、そこが開いた。
この奥は高等弁務官府内のCISUオフィスにつながっている。
私は奥へと進んでいった。

指令を受けた翌日 15:20 ハフマン島 バリンデン O.C.U.高等弁務官府内 CISUオフィス

私はCISUオフィスに入った。
そこにシルバーがいた。
「久しぶりだね、ディック。」
「お久しぶり、シルバー。」
「またあんたがここに来るとはね。」
「俺だって意外さ、詳しいことはシルバーから聞けって言われて来たんだが、一体何があるってぇの?」
「私の方はあんたが来ること、あんたの任務について何も聞かないこと、それにあんたが必要なものを全て提供しろ、の3点しか聞いてないよ。」
「?!」
さすがに私も呆然とした。
だが、私の任務について何も聞かないことと言われているなら、ここで准将の名を出して説明することもできそうにない。
まぁ報告の方法は分かっているから、シルバーを通さずともできるのだが。

「あんたがハフマン危機の時使ったアパートはまだそのままになってる、それ使いな、これ鍵だ。」
「ありがとよ。」
「あたしの協力が必要な時はいつでも店から来な、高等弁務官府にそのまま入るのは無しだよ。」
「わかってるよ。」
「あと、あんたのオフィスに案内する、保管したいものがあったらそっちへ。」
「今回は俺のオフィスがあるのかい?」
「報告とかはあたしを通す訳じゃないだろう? だから必要なのさ。」

私は自分用のオフィスへと入った。
とりあえず、諜報員としての荷物はここに預けておける。
「ここの説明は以上だ。」
「他に俺が知っておくべきことは?」
「軍内部ではまずはパイロットとしての実績を積むように、とさ。」
「わかった、明日にはWanzerパイロットに志願してくるよ。」
ここハフマン島には第1次ハフマン紛争や各地の紛争を戦ったパイロットが数多く集まっている。
また実戦経験は無くとも、ハフマン島の開発に携わってきた土木工作機械の操作資格の持ち主も多い。
そうした資格を持っているとWanzer操縦資格の試験が一部免除されるのだ。
軍の方でもパイロット募集に際しそうした資格者や実戦経験者を優遇している。
私はすでにWanzer操縦資格を取得してはいるが、今回の任務で使う身分証明書類では「闘技場で闘う為に昔とった資格」ということにしてある。

「用が終わったならさっさと帰んな。」
「最後に聞きたい事がある。」
「なんだい?」
「俺の任務について、誰から指令された?」
「!、、、答える必要を認めないね。」
「俺が必要なものを、情報も含めて、全て提供しろって指令受けてるんじゃないの?」
「必要なものならね、不要なものを提供しろとは聞いてないよ。」
「本部のハフマン島担当じゃないのか、よくわかった。」
本部のハフマン島担当からの指令ならシルバーが驚愕する必要も無い。
つまり、トップクラスからの指令ということだ。
「、、、この一件、どうもおかしなことが多すぎる、気をつけるんだよ。」
「それは俺も分かってるさ。」

私はオフィスを出て、店へと戻った。
そしておやじさんに挨拶してからアパートへと向かった。

~つづく~


あとがき
「高等弁務官府」というのはO.C.U.のハフマン島における出先機関として適当に作った設定です。
ワールドヒストリカ発売されたらまた訂正するかもしれません。
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