10月4日 フランス海軍本部
この日、フランスの要人たるギーズ公爵は海軍の本部に赴き、ある件について軍部と話し合っていた。
「ギーズ公爵、この意見聴取結果は本当ですか?」
「本当です、海事に関わる多くの者達の意見です。」
「ネーデルランド同盟港ブレーメンを攻略せよと、、」
「陛下も了承なされましたことですし、ここは、、」
「わかりました、発表して動員をかけましょう。」
「後は、他国がどう動くかですが、、。」
「イングランドはネーデルランドと手を組むでしょう、こちら側につくのは、ネーデルランド憎しのイスパニアですかな、、?」
10月7日 フランス海軍本部
この日、ギーズ公爵は海軍の本部に赴き、連盟成立の件を軍部に伝えていた。
「連盟はやはり当初の予測どおりになりましたな。」
「まぁ当然と言えば当然ですが、、。」
「しかし、こちら側の拠点が少ないですな。」
「カレーの北海方面司令部に全軍集中します、そこから出撃しブレーメン方面の敵軍を撃破します。」
「敵からすれば、カレーのみ抑えればいいということですか、、。」
「これは仕方ありません、北海方面はネーデルランドとイングランドの庭のようなもの。」
「敗色濃厚な戦かもしれませんが、、。」
「我等誇り高きフランス海軍、陛下の命令あるならばいかなる難敵にも立ち向かうまで。」
というわけで本日から大海戦。